Web システムからファイルをダウンロードして保存する(ファイル名と保存先の決め方)
Web システムの帳票や CSV をロボットでダウンロードし、決まったフォルダに分かりやすい名前で保存する流れと、ダウンロードの完了確認・重複の防止など運用で困らないための工夫を解説します。
どんな場面で使うか
毎朝、基幹システムや取引先のポータルサイトから前日分の CSV や PDF をダウンロードし、共有フォルダに保存する作業は、ロボットに任せやすい代表的な業務です。保存したファイルを、次の処理(集計や照合)の入力として使うことも多くあります。
処理の流れ
ダウンロードの処理は、画面操作とファイルの保存の2つに分けて考えます。
[ファイルのダウンロードと保存の流れ(例)]
1. システムにログインし、帳票の出力画面を開く
2. 対象日(前営業日など)を入力して「CSV 出力」をクリック
3. ダウンロードされたファイルの内容を受け取る
4. 保存先フォルダ(例:\\共有\受注\2026\10\)がなければ作る
5. 「受注_20261005.csv」のように日付入りの名前で保存する
6. 保存したファイルの件数・サイズを記録するファイル名と保存先のルール
保存するファイル名には、何のデータか・いつのデータかが分かる情報を入れます。システムが付ける既定のファイル名(download.csv など)のままだと、同じフォルダで上書きされたり、どの日のデータか分からなくなったりします。
- ファイル名に「データの対象日」を入れる(実行日ではなく)
- 年・月ごとのフォルダに分けて保存する
- 同じ名前のファイルがあるときの扱い(上書きする/別名にする/エラーにする)を決めておく
ダウンロードできたかを確認する
ボタンを押しても、データがない日には空のファイルや「該当データなし」の画面が返ってくることがあります。ロボットが「保存した」と記録していても、中身が空では次の処理で問題になります。保存したファイルの行数やサイズを確認し、想定より少ない場合はエラーとして知らせるようにしておくと安心です。
対象日が休日の場合にデータがないのは正常な場合もあるので、休日の扱いも業務の担当者と決めておきます。
CSV の文字コードに注意
ダウンロードした CSV を次の処理で読み込むときは、文字コード(Shift_JIS か UTF-8 か)をシステムの仕様で確認しておきます。読み込み側の設定と合っていないと文字化けします。同じシステムでも、画面によって出力の文字コードが違う場合があるので、帳票ごとに確認しておくと確実です。
※BizRobo! は RPA テクノロジーズ株式会社の製品です。本サイトは同社とは関係のない個人の解説サイトです。画面や機能の名称は、製品のバージョンによって異なる場合があります。