BizRobo! の構成を理解する(Design Studio・Management Console・RoboServer の役割)

公開日:2026年10月1日 執筆:Takuya カテゴリ:BizRobo!の基本

BizRobo! を使い始めるときに最初に混乱しやすい、Design Studio・Management Console・RoboServer の役割分担と、ロボットが作られてから実行されるまでの流れを整理します。

最初に全体像を押さえる

BizRobo! は、パソコン1台で完結するタイプの RPA とは違い、「作る道具」と「動かす仕組み」と「管理する画面」が分かれた構成になっています。この役割分担を知らないまま触り始めると、「作ったロボットをどこで動かすのか」「スケジュールはどこで設定するのか」で迷いがちです。

この記事では、製品の細かい操作の前に、各部品の役割とロボットの一生(作る→登録する→動かす→見守る)の流れを整理します。

3つの部品と役割

BizRobo!(サーバー型の BizRobo! Basic など)は、主に次の3つで構成されます。

  • Design Studio:ロボットを作る開発ツール。Web ページを表示しながら、クリックや文字入力、データの抽出などの「ステップ」を並べてロボットを組み立てる
  • Management Console:作ったロボットを登録し、スケジュール実行や実行結果(ログ)の確認、認証情報の管理などを行う管理画面
  • RoboServer:実際にロボットを実行するエンジン。Management Console からの指示を受けてロボットを動かす

ロボットができてから動くまでの流れ

一般的な流れは次のとおりです。開発者のパソコンで作って試し、問題がなければ Management Console に登録して、決まった時間に RoboServer で動かします。

  1. Design Studio でロボットを作り、デバッグ(試し実行)で動作を確認する
  2. 完成したロボットを Management Console のプロジェクトに登録(アップロード)する
  3. Management Console でスケジュールを設定する
  4. 決まった時刻に RoboServer がロボットを実行する
  5. 実行結果やエラーを Management Console のログで確認する

DS と DA

BizRobo! のロボットには、Design Studio のブラウザ機能で Web システムを操作するもの(よく「DS ロボット」と呼ばれます)と、Desktop Automation(DA)の機能で Windows のデスクトップアプリを操作するものがあります。DA を使うには、操作対象のパソコンに専用のサービスを入れるなどの準備が必要です。

一般には、まず DS で作れないかを検討し、DS では難しい部分(専用のデスクトップアプリの操作など)に DA を使う、という順番が推奨されています。使い分けは別の記事で詳しく解説しています。

この構成のメリット

作る場所と動かす場所が分かれているので、開発者のパソコンを閉じていても、サーバー側でロボットが動き続けます。また、複数のロボットの実行状況やエラーを1つの管理画面で確認できるため、ロボットの数が増えても運用しやすいのが特徴です。

反対に、導入時にはサーバーの準備や、ロボットが社内システムにアクセスするためのネットワーク・権限の調整が必要になります。情報システム部門と早めに相談しておくと、導入がスムーズに進みます。

※BizRobo! は RPA テクノロジーズ株式会社の製品です。本サイトは同社とは関係のない個人の解説サイトです。画面や機能の名称は、製品のバージョンによって異なる場合があります。

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