ロボットの命名規則とフォルダ構成(数が増えても迷わない管理方法)
ロボットやタイプ、ステップの名前の付け方と、プロジェクト・フォルダの分け方の例を紹介します。ロボットが数十本に増えたときに、担当者以外でも探せる・読める状態を保つための工夫です。
なぜ命名規則が必要か
RPA の導入が進むと、ロボットは部署ごとに数十本、数百本と増えていきます。名前が「テスト1」「新しいロボット」「請求_最新版」のような付け方のままだと、どれが本番で使われているのか、どの業務のものなのかが分からなくなります。担当者が異動したあと、誰も触れないロボットが残る原因にもなります。
導入の初期にルールを決めておけば、後から整理し直す手間を省けます。
ロボット名の付け方の例
ロボット名には、業務・処理内容・順番が分かる情報を入れます。例として、次のような形が考えられます。
- 「部署コード_業務名_処理内容」(例:KEIRI_入金消込_明細取得)
- 1つの業務を複数のロボットに分ける場合は番号を付ける(例:01_データ取得、02_システム登録、03_結果通知)
- バージョンや日付はロボット名に入れず、変更履歴として別に管理する
ステップ名を付ける
ステップには、既定の名前(クリック、テキスト入力など)が付きますが、そのままだと何をしているのかが分かりません。「ログインボタンをクリック」「顧客コードを入力」のように、目的が分かる名前に変えておくと、エラーのログに表示されるステップ名からも、どこで止まったかがすぐに分かります。
フォルダ・プロジェクトの分け方
Management Console のプロジェクトやフォルダは、部署や業務の単位で分けておくと、権限の設定や棚卸しがしやすくなります。開発中のロボットと本番のロボットが同じ場所に混在しないように、置き場所を分けるか、名前で区別するルールも決めておきます。
- 部署・業務ごとにフォルダを分ける
- 本番用と開発・テスト用を分ける
- 共通で使うタイプは共通フォルダにまとめ、各ロボットで同じものを使う
ロボットの台帳を作る
名前のルールとあわせて、ロボットの一覧表(台帳)を作っておくことをおすすめします。ロボット名、業務の内容、実行スケジュール、入出力のファイルの場所、業務の担当者、開発者、最終更新日、止まったときの連絡先を記録します。台帳があれば、システムの更新(画面の変更など)があったときに、影響を受けるロボットをすぐに洗い出せます。
※BizRobo! は RPA テクノロジーズ株式会社の製品です。本サイトは同社とは関係のない個人の解説サイトです。画面や機能の名称は、製品のバージョンによって異なる場合があります。